パーキンソン病について

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人間が身体を動かしたり食事をすると消化をしてくれるのをはじめ、暑い時には汗をかいて体温調節が行われるなど、すべての動きや働きには脳からの指令で実行されています。この指令は神経伝達物質が神経細胞を通じて流れることで実現していますが、パーキンソン病の患者さんの場合は脳内でドーパミンが不足したのが原因で指令が伝わらない状態となります。

ドーパミンは中脳の中にある黒質という神経細胞から産生されますが、パーキンソン病が発症した患者さんの脳内では黒質の細胞が減少してドーパミンの産生量が低下します。健康な状態であればドーパミンは大脳の線条体で脳のさまざまな組織を巡り身体の動きや働きを調整しますが、パーキンソン病の患者さんはドーパミンが不足していることから調整が行なえなくなり、運動症状や非運動症状が現れます。

パーキンソン病の原因とは

黒質の神経細胞が減少するプロセスは現在の医学では完全には解明されていませんが、パーキンソン病が発症した患者さんの脳を調査したところ、ドーパミンなどを産生する神経細胞にレビー小体と呼ばれるたんぱく質の塊ができることが分かっています。

レビー小体はアルファ・シヌクレインと呼ばれている変異したたんぱく質が主な成分で、これが神経細胞に溜まると神経細胞が減少することが分っておりパーキンソン病の原因ではないかと近年の研究では結論付けています。

レントゲンで中脳を写すと正常な場合はメラニン色素を含んだドーパミン神経細胞に集まり黒く見える黒質が確認できますが、パーキンソン病が発症した場合は神経細胞が変質して減少し、本来黒質が見えるべき場所にはメラニン色素の黒色が無く白っぽい状態になりレビー小体が存在している場合は赤くなった箇所が確認できます。ほとんどは家族や親戚からの遺伝が関与しない孤発性パーキンソン病ですが、一部には遺伝性パーキンソン病もあります。

したがって、罹患する原因はひとつではなく複数の要素に因果関係があると考えられています。

パーキンソン病は当院にお任せ下さい

リセット整骨院の女性スタッフ集合写真

当院では、施術の大原則である原因をまず解消します。患者様がご来院するごとに不調の原因を解消し続けていきます。

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