側弯症について
側弯症の症状
側弯症には大きく2種類に分類されます。
機能性側弯症
姿勢性側弯、ヒステリー性側弯、椎間板ヘルニアが関与する側弯、炎症性側弯、脚長差による側弯
特発性側弯症
乳幼児側弯、学童期側弯、思春期側弯
上記2種類があり、いずれも背骨(脊柱)が側方へ弯曲変形を呈します。
機能性側弯症の原因
機能性側弯には、脊椎のねじれや椎体の変形といった形状の変化は伴わないため、側弯の原因となった要因を取り除くことにより側弯自体が軽減あるいは消失します。
当然それぞれの原因に応じた治療が必要になります。例えば、
姿勢性側弯
「姿勢性側弯」では癖などの一過性の側弯であり、姿勢矯正で姿勢を整え、使えてなかった背中の筋肉を呼び起こすトレーニングを行い、日常習慣で気をつけることで改善していきます。
ヒステリー性側弯
「ヒステリー性側弯」では、心理的外傷が姿勢に投影され側弯を呈するため、カウンセリングを行いながら、鍼灸治療で自律神経を整えていきます。
椎間板ヘルニアが関与する側弯
「椎間板ヘルニアが関与する側弯」では、ヘルニアによる神経根刺激による疼痛を緩和するために反射的に(無意識に)生じる側弯で、ヘルニアによる坐骨神経痛が代表的でそれに対する治療を行うことで側弯は改善していきます。
炎症性側弯
「炎症性側弯」は腎周囲の膿瘍などにより生じる側弯で、腸腰筋萎縮が生じるため病院で排膿してもらい、当院では腸腰筋の萎縮を手技やストレッチで改善していきます。
脚長差による側弯
「脚長差による側弯」は骨盤の歪みを腰椎が代償して補正する結果として生じる側弯であり、骨盤を矯正し運動やトレーニングで骨盤を安定させることで改善していきます。
特発性側弯症の原因
「特発性側弯症」では乳幼児側弯(3歳以下)は男児に多く、側弯は左凸が多いです。適度な運動をさせることで自然治癒する場合もありますが、進行増悪する症例もあるため、気になる場合はご来院ください。
学童期側弯
学童期側弯(3~9歳)では女児に多く、側弯は右凸が多いです。低年齢時発症の側弯は高度に進行することがあります。
思春期側弯
思春期側弯(10歳以後)は特発性側弯症の大部分がこの範疇です。ほとんどが女子で、側弯は右凸を呈します。思春期に発症し、成長期に進行する症例が多いです。
側弯症でお悩みなら当院へお任せください
側弯症でお悩みならリセット整骨院にお任せください。
当院の治療法としては、骨盤や胸椎の矯正をしながら体操やトレーニングなど運動を行っていきます。必要であれば装具を使用しますが装具には矯正効果がなく、増悪の防止効果にすぎないため、早期の治療が重要になってきます。お悩みの方は一度お気軽に当院にご相談ください!