起立性調節障害について
起立性調節障害は発症した本人の努力だけで治すのは困難で周囲の協力も不可欠です。
原因と症状
主な原因は自律神経が乱れることであり、交感神経と副交感神経の影響が大きいです。これらには一日を通してリズムがあり、基本的には前者は早朝から活動し、後者は夜間の休養時に作用します。起立性調節障害はこのリズムが大きく狂っており、交感神経系が午前中にあまり働きません。
症状について把握することもポイントになります。上述のように交感神経の活性化が遅ると他の人たちが活動を始める午前中も、一人だけ休止している状態になっていしまいます。一方、夜の遅い時間帯になっても交感神経が活性化したままなので、なかなか眠れなくなるというわけです。これらは生活面でも大きな支障をもたらすことが珍しくありません。
具体的には疲労が溜りやすくなり、長く立っていることがつらくなるケースも多いです。立ちくらみもよくある症状であり、歩行時や作業時に起こると危険を伴います。乗り物酔いが酷いことや食欲が湧かないことも代表的な症状です。
起立性調節障害でお悩みの方は当院にお任せください
起立性調節障害は小学校高学年から中学校の思春期の子どもに多い症状です。当院では筋肉だけでなく、骨格、神経などあらゆる視点から不調の原因を見つけ出し、より効果的な施術をご提案いたします。辛い症状は我慢せず、当院にお気軽にご相談ください。