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2020年10月23日
症状について

様々な腰の痛みとチェック法について

  • ・ 前かがみの姿勢になったり床に置いてある重い荷物を持ち上げようとして屈んだりすると我慢できないほどの激痛が走りつい大きな声が出てしまう
  • ・ デスクワークなどで長時間ずっと座りっぱなしだと腰の周りの筋肉が硬直してしまいすんなりと立ち上がることが出来ない
  • ・ 朝目覚めて起き上がろうとすると腰がカチカチに固まっていて毎朝ベッドから出るのに膨大な時間を要してしまう
  • ・ 思うように体が動かせないのがストレスで運動不足にも陥り急激に太ってしまった
  • ・ 体が温まっていると楽だけど体が冷えると痛みが出るので気温が低下する冬場はとくにつらい
  • ・ 腰の痛みをかばうような動作になることで姿勢や歩き方が不自然になってしまう
  • ・ 歩行もしんどくて団体行動をする際に一人だけ歩くスピードが遅くなり周りの人たちに迷惑をかけてしまうのが心苦しい
  • ・ スポーツや体を動かすアクティビティや旅行をみんなと一緒に楽しむことが出来ない

 

など厄介で不快な腰痛を抱えていてそれに伴う様々な悩みがあるという方は多いのではないでしょうか。

スムーズに体が動かせないのは相当なストレスになりますし、痛みが続くとメンタル面にも悪い影響を及ぼし気分が落ち込んだり鬱っぽくなったりなどの症状も出てしまいます。早く痛みを取り除いて心も体も楽になりたいなら、高い意識を持って積極的な対策に努めるべきです。

 

腰痛の種類とチェック方法


対策を講じる前に、まずは腰痛の種類とチェック方法についての理解を深めておく必要があります。種類に応じた対策を講じないと、痛みの原因にしっかりとアプローチすることが出来ず根本からの問題解決には至りません。

自分がどのタイプに当てはまるのかを知るためのチェック方法として最も手っ取り早くてわかりやすいものと言えば、痛みの出方を知るということです。どのような痛みが出ているのかを把握することで、腰の状態を推し量ることが出来ます。

 

物を持ち上げるために前傾姿勢になり上体を起こした瞬間に激痛が生じるというのは、ぎっくり腰です。ぎっくり腰は急性腰痛症とも呼ばれており、筋肉の捻挫のようなもので突発的に起こるというのが特徴的です。

数日が経過すれば症状は自然と消えていくことが多いですので、湿布を貼ったりコルセットや腰ベルトを着用したりして痛みを和らげながら安静に過ごしましょう。

日常的な動作に伴う違和感…腰痛以外の病気の可能性があります


日常的な動作に伴い違和感や鈍痛やしびれなどが生じる場合は、腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症や急性腰痛症や腰椎すべり症などによるものである可能性が高いです。

そのまま放っておくと症状が悪化して歩行が困難になってしまうこともありますので、医療機関で早めに検査を行うべきです。検査をして腰椎椎間板ヘルニアなどの疾患が認められた場合は、鎮痛剤投与や神経ブロックなどの治療が行われます。

 

動かない場合でも痛みが出る疾患に注意が必要です

動かずにじっとしている状態なのに痛みがつきまとう場合は、内臓の疾患のサインとして痛みがあらわれている可能性があります。疑われる内臓の疾患は、尿路結石や膀胱炎や腎盂腎炎や膵炎や十二指腸潰瘍や胃潰瘍や胆のう炎や胆石症や大動脈瘤や子宮内膜症などです。

膀胱炎や尿路結石などの泌尿器科系の疾患である場合は血尿などの症状を伴いますし、胃潰瘍や十二指腸潰瘍などの消化器科系の疾患を患っている場合は吐き気や胃痛や血便などの症状も出ます。

腰の痛み以外に同時に出ている症状があるかどうかもきちんと見極める必要があります。内臓疾患から来る痛みは、その疾患の治療をすれば自ずと腰の痛みも解消されます。

 

交通事故の後遺症からくる腰の痛みもよくある事例です

交通事故に遭った際の衝撃や転倒やスポーツなどが原因で骨折や脱臼や捻挫などの外傷が生じ、それによって腰回りに痛みが出ることもありますので、心当たりがあるなら安心を得るために一度医療機関で検査してもらいましょう。

 

疾患と関係なく起こる腰痛もあります

疾患から来るものではない医療機関で検査をしても原因がはっきりしない種類の腰痛もあり、その代表的なものが骨盤の歪みです。骨盤の歪みが生じているかどうかのチェック方法としては、床に座り脚を伸ばし左右の脚の長さが同じであるかどうか、後ろから見たときに左右の方の高さが揃っているかどうか、歯並びや噛み合わせが整っているかどうかなどがあります。

歪みがあると脚の長さや肩の高さが左右非対称になりがちですし、歯列の乱れや噛み合わせの悪さがあると変な噛み癖がついてしまい、お口の中のバランスの乱れが全身のバランスの乱れに発展します。

 

バランスの悪い状態でクセになることも

 

座るときに脚を組む癖があったり、ショルダーバッグやトートバッグをかける肩がいつも左右のどちらかに決まっていたり、ベッドマットレスの硬さや枕の高さが自分の体に合っていなくて変な寝姿勢になっていたりなど、日常生活における何気ないことが骨盤の歪みにつながってしまいますので、体のバランスの悪さが気になっているなら日頃の自分の生活習慣を一度見つめ直してみましょう。

骨盤の歪みは、整体院や整骨院などで矯正治療を受ければ取り除くことが出来ます。
症状を注意深くチェックして自分の腰痛の種類を見極め、適切で効率的な対策を講じましょう。

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