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2020年12月01日
症状について

運動不足からくる生活習慣病とそのリスクについて

公共交通機関が発達していて利用しやすい環境が整っている上に自家用車を所有している方も稀有ではないため、日々の生活の中で移動時に身体を動かす機会が少なくなっている方は珍しくありません。

しかも、駅などの公共施設にはエスカレーターやエレベーターが整備されていて身体を動かさずに上階や下階に移動する事もできますし、コンピューターやインターネットの発達と普及により仕事などでも長時間にわたりデスクワークをし続ける方も多いです。

 

そのように屋外に出て移動する際に身体を動かす必要性が無い環境が整えられていたり、コンピューターやインターネットを利用して作業をする機会が増えると慢性的な運動不足になりやすく、自発的に運動量の低下について気掛かりになっている方が居る一方で健康診断などにより医師から指摘され運動をアドバイスされる方も居ます。

慢性化した運動不足のリスクとは?

そのような運動不足が慢性化すると体型が変化したり体重や体脂肪率が増えてしまうだけではなく、身体の中で生活習慣病が生じてしまう可能性が高まります。

尚且つ、生活習慣病について考えた時に気を付けなければならないのは体重や体脂肪率が増えて体型が変化してしまう事に限らず、病気がきっかけであらゆる病気を発病させてしまう事です。

 

血管に異常が起こる場合も

人体の身体の中には頭部から足の先に至るまで全身にくまなく血管が伸びていて全ての距離を合計するととても長い距離になりますが、血管が元来よりも硬化する事が動脈硬化です。
動脈硬化は名称通り血管の中に脂肪分もしくはコレステロールが多量に蓄積する事により、硬化したり血管壁と呼ばれる部分の厚みが増してしまう病気です。

動脈硬化が生じる理由として取り分けて指摘される事例が多いのが糖尿病や高血圧、脂質異常症ですし動脈硬化は引き金になってくも膜下出血や脳梗塞、脳出血などの脳卒中を引き起こしやすい上に心筋梗塞との関わりも深いです。

 

糖尿病の方はより注意が必要な場合も

糖尿病になると血糖値が増加しますが、同じく血中においてナトリウムの量が増加する事により高血圧が引き起こされる事例も稀有ではないですし、糖尿病を患っている患者においては中性脂肪が増加する傾向です。

中性脂肪が増加するが故に肥満になってしまったり、本来であればそう多くの脂肪分が付かない内臓に脂肪分が付いてしまい脂質異常症を引き起こす事もあります。

そういった脂質異常症を発症している患者や肥満体型の方は、体内にてインスリンが元来よりも働きが低下してしまいやすいので血糖値が本来よりも高まりすぎてしまい糖尿病に繋がる事例が多いです。

 

血管の維持のため、運動不足を解消する必要があるのです

肥満体型の方は体内を巡っている血液の量が増える事に伴って血圧が高まるので高血圧症を引き起こしやすい状態が慢性化しますし、肥満に伴って内臓脂肪が増加した事で肝臓に脂肪分が沈着し脂質異常症になる事もあります。

そのため、血管を元来の健やかな状態で維持し続ける事は生活習慣病を予防する際の基本という事になるので、運動不足を解消して血管を強くて健康にする事が大事です。

 

生活習慣病は大人だけでなく小学生ほどの児童にも起こりえる病気なんです

さらに、生活習慣病は大人になってから生じる病気として認識されている事例も多いですが、実際には小学生の中にも血液検査の結果脂質や肝機能、血糖値が生活習慣病に当てはまる子供が少なくありません。

小学生であるのにも関わらず、検査の結果値が高すぎると示された方に共通しているのは外で遊ぶ機会が著しく少なかったり、室内はもとより屋外でも携帯ゲーム機でゲームをする機会が多い事です。

他にも毎食ごとに満腹まで食事をしたり短時間で食事を済ませてしまうといった共通点もありますし、当事者に限らず親など同居している家族も運動量が少なくて運動不足になっているという共通点もあります。

 

深刻な病気につながることもある生活習慣病の予防について

あらゆる深刻な病気を引き起こすきっかけに繋がってしまう生活習慣病を予防するには、運動を日課にして継続的に行い続ける事が大切なので、1週間に3日を超える運動をする日を設けつつ1度あたりの運動時間は30分を超えるようにしましょう。

1週間に3日以上行ったり1度あたり30分以上にする事は最低限なので、毎日欠かさず行う事ができるのなら毎日行った方が良いですが、仕事などに従事していて連日行う事ができる余裕が無いのなら生活を見直して組み込むようにしましょう。

一言で運動と言っても様々な種類がありますが、運動不足を解消させる時に頼りになるのは有酸素運動なのでウォーキングやサイクリング、ジョギングなどを用いて運動すると良いです。

 

出退勤を運動代わりにすることも有効な手段です

出勤などで公共交通機関を利用しているのなら、駅などに向かう道のりをウォーキングをする時間にしてカロリーや脂肪が燃焼しやすい歩き方を意識したり、意識的に最寄り駅を利用せずに離れている駅を利用するのも良い方法です。

そして、運動不足を解消させる時にポイントになるのは一時的に多くの運動をするのではなく継続的に運動をし続ける事なので、楽しい気持ちになれる運動を見つけたり運動をした結果楽しい思い出や気持ちになれるといった付加価値が得られるようにすると尚良いです。

 

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